10月の対話(ダイアローグ)の教室
今、「対話(ダイアローグ)」が社会のさまざまな領域で重要になってきています。
対話とは、お互いの「声」を聴き合うことによって相互理解を目指したり、
個人の心配ごと(worry)を軽減するために用いられるアプローチです。
対話の取り組みは、哲学対話や哲学カフェなどから、医療・福祉領域では「オープンダイアローグ」や
「未来語りのダイアローグ」などさまざまに発展しています。
このクラスでは、人々のウェルビーイング(well-being)の向上につながるような、
さまざまな対話(ダイアローグ)の手法と哲学について学びます。
*本講座はあくまで入門的な内容であり、各アプローチの実践手法を習得するものではありません。
内容 | (第1回)対話とは?:ダイアローグの哲学 (第2回)オープンダイアローグ(Open Dialogue):個人の妄想や精神的な症状を緩和するための対話 (第3回)早期ダイアローグ(Early Diaglogue):個人の心配ごと(worry)を取り上げ緩和するための対話 (第4回)未来語りのダイアローグ(Anticipation Dialogue):個人や組織の心配ごと(worry)を未来志向にするための対話<参考文献> オープンダイアローグ実践ガイドライン (一般社団法人オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパンHPより) *授業で使用しますので、各自ダウンロードあるいは印刷の上、ご持参ください。 |
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日時 | ①10/3(木) 19:00-21:00 ②10/10(木) 19:00-21:00 ③10/17(木) 19:00-21:00 ④10/24(木) 19:00-21:00 |
場所 | 千駄木 HAGI STUDIO |
対象 | 対話(ダイアローグ)に関心のある人なら誰でも |
持ち物など | 特になし |
注意事項 | オープンマインドで参加してください |
定員 | 15名 |
料金 | 2,500円/回(全4回10,000円、単回参加あり) |
ご予約はこちら | https://dialogclass7.peatix.com/ 講座コード:K7-01 |
申込締切日 | 当日まで |
<講師プロフィール>
孫 大輔(そんだいすけ)
家庭医、東京大学・医学教育国際研究センター講師。医学博士、看護学博士、医療者教育学修士。
2000年、東京大学医学部卒。腎臓内科、家庭医療を専門として病院勤務を続けた後、2012年より現職。
大学では主に医療コミュニケーション教育に従事。
現在、教育・研究とともに、非常勤で家庭医としての診療を続けている。
市民と医療者の対話の場「みんくるカフェ」主宰。谷根千まちばの健康プロジェクト(まちけん)代表。
主著に『対話する医療:人間全体を診て癒すために』(さくら舎)など。